カジノで最も人気のゲーム?バカラの歴史について

バカラはカジノに行ったことがある人であれば、基本的にプレイ経験があるでしょう。ビットコイン バカラでも取り扱いがあるため、わざわざランドカジノに行かなくても楽しむことができます。

最初バカラは限られた人しか遊べないゲームだった

今でこそバカラは誰でも遊べるゲームですが、昔は一部の人のみの遊びでした。バカラはイタリア語で「ゼロ、破産」を意味します。昔は貴族の遊びとされていました。ゲームに使われていたタロットカードが高価なものだったことがその主な理由です。昔は印刷技術など無かったため、タロットカードは富裕層しか持ちえないものでした。ちなみに、今でこそバカラはハウスエッジも少ないかつ少額でも遊べるゲームですが、昔はその名前の通り本当に破産してしまった人もいたようです。

バカラはどこで生まれた？

バカラの起源は明確にはなっていません。19世紀以降の歴史書にはバカラの情報が記載されているものもあるようですが、それ以前のものはほとんどないようです。ヨーロッパ全体に普及していったのが19世紀と言われており、それ以前のものは専門家の推測によるものが多くなります。バカラの起源はイタリア説、フランス説、中国説がありますが、一番有力なものはイタリア説で14世紀頃に誕生したと言われています。その後戦争などがあり兵士が戦地で知ったバカラを故郷の地に持ち帰る形で広まっていったという説などがあります。ちなみに、中国が起源とする説は、パイガオというゲームがバカラに変化したというものです。パイガオはトランプを使わないのですが、一番強い数字が9であるという点がバカラと同じであることからこの説も出てきたものと思われます。

バカラには様々な名前、種類がある

バカラは歴史が古く、国、地域、時代によって呼び方が異なる場合があります。例えば、プントバンコ、シュマンドフェール、シェミイなどです。プントバンコはイタリアでの呼び方で、プントが「プレイヤー」、バンコが「バンカー」を指します。ルールは通常のバカラと一緒です。シュマンドフェールはフランスで、ルールが少し違います。参加者の中の一人がバンカー役を担当しゲームを進行するものになっています。シェミイはイギリスでの呼び方で、シュマンドフェールとルールは同じものになります。

バカラの歴史は最近でも作られている

バカラは最近でも時代に合わせて新しい仕組みのものが作られています。例えば、「ミニバカラ」があります。このゲームのルールはバカラと同じですが、ゲーム中の演出無しとなっており、ゲームの数をこなしたい人向けのものになっています。バカラには通常「スクイーズ」と呼ばれる演出があります。ディーラーがカードを参加者に公開する際、まず伏せた状態にしてゆっくりカードをめくるという演出です。ゲームに勝って賞金を獲得できるかどうかの緊張の瞬間をドキドキしながら待つものになります。わかりやすく言えば、日本のテレビ番組で「クイズミリオネア」というものがありましたが、あの演出と似ています（知らない人はごめんなさい）。みのもんたさんが司会者で、参加者がクイズに答えていき、15問正解すると1000万円がもらえるという番組でした。参加者がクイズの答えを宣言した後、みのもんたさんからの確認に対し、「ファイナルアンサー」と宣言するルールになっていました。この後で、みのもんたさんが「正解」または「残念」というわけですが、その間にすごく間があります。この間がバカラで言うところのスクイーズになります。